読み手の心を掴む志望動機の書き方

履歴書を書くときに、一番頭を悩ませるのが志望動機ではないでしょうか。場合によっては、だだ漠然とした憧れから希望するケースもあり、そんな時はどう伝えればよいか迷うものですよね。

そんな場合でも、書き方のコツさえ掴んでしまえば、素直に思いを書くだけで担当者の興味を引く志望動機に仕上げられます。

まず、志望動機を書くときには、一番はじめに結論から書きましょう。志望先には何通もの履歴書が届いている可能性があります。そのため、ダラダラと前置きを書くと相手を飽きさせてしまうため、先に結論から述べてしまうことをおすすめします。

しかし、ただ漠然と「憧れていたので」といったものでは、担当者の心は掴めません。そこでここでは、使える文章を紹介したいと思います。

それは「正直に申しますと、憧れだったというところが最大の理由です。」など、ありきたりなことを書いているのを承知しているというのを伝えてしまうこと。可能であれば、その後の文は「しかし」や「けれども」など、逆説で始めると、興味を引くことができるでしょう。

もちろん、その逆説内容は壮大なものでなくて大丈夫です。「調べていくうちに魅了されていった」、「出会った人の影響を受けてもっと深く関わりたくなった」など、どんな経験を積んできたのかが分かるような内容でまとめることで、「面白そうな人だから会ってみたい!」と思わせることができます。

志望動機欄は、あくまでも面接に進むためのツールです。ここで全てを伝えきるのではなく、いかにして「会ってみたい!」と思わせるかが重要なポイント。誇大表現にならないように気を付けつつ、自分が人事だったらどんな人に会ってみたいかを想像しながら書いてみましょう。