就職を希望する時に必ず必要となるのが志望動機です。
本来であれば志望動機は、その仕事に就きたいと希望した時点ではっきりとしているものです。それがしっかりしていれば、志望動機を尋ねられても動じる必要はないでしょう。ただ、その思いや考えをそのまま伝えれば良いだけです。
しかし、面接で志望動機を尋ねられるのはあなただけではありません。そして、数ある志望動機に順位付けがされ、合格を手にする人とそうでない人とに分かれるのが現実です。
そこで把握しておくべきなのが、一人ひとり違って当たり前の志望動機のどこに差があるのかということ。ここでは、その差を埋める志望動機の書き方を紹介したいと思いますs。
人事担当の人は、志望動機を何枚も読まなければなりません。重要なのは、その中で他の人とは違う強い印象を持ってもらうことです。そこで、大事なのが掴みである1行目、つまり書きはじめが物を言うのです。
あなたがアピールしたいのは一体何でしょう。仕事において一番大切にしていることは何でしょうか。それを志望動機の一番はじめに持ってくることで、担当者の印象に残すことができます。また、志望動機で伝えたいことが明確になることで、その後に続く面接の質疑応答でも、ブレやズレが生じにくくなります。
採用されるために何よりも大切なのが、伝えたいことを首尾一貫として伝えきるという姿勢です。あれも伝えたいこれも伝えたいと思い、多くの情報を詰め込んでしまえば、結局は他の人と同じような一辺倒な志望動機になり、担当者の目にも留まらなくなります。伝えたいことを最後の最後まで伝えきる。そうすることで、きっとあなたの志望動機は担当者の目に留まるでしょう。
このように、伝える内容をハッキリさせることはもちろん大事ですが、相手が読みやすいような文章を書くことも重要です。内容も文章も完璧に仕上げるために、具体的な志望動機の書き方はきちんと押さえておきましょう。